当病院では、病院の運営にあたり各種委員会を設け更なるサービス向上の為に、積極的に取り組んでいます。ここではそれら委員会と、その取り組み内容について簡単にご紹介します。
それぞれの医療従事者の個人レベルでの事故防止対策と、医療施設全体の組織的な事故防止対策の二つの対策を押し進める事によって医療事故を無くし、患者様が安心して安全な医療を受けられる環境を整える事を目的とする。
月に1回委員が集まり検討会を行っている。
各部署から報告のあったヒヤリ・ハットの内容分析と再発防止を検討し職員への周知を行う。
当院に対する苦情、要望等をアンケートで答えていただき、改善策を検討する。
*アンケートに対するお答えは必ず書面で行う。
外部の機関より講師を招くか、又は院内の講師にて毎回テーマを決めて研修会を行う。(感染状況を見ながら)
病院及び地域住民を対象として各部署にマニュアルを作成し、患者様の安全対策、病院設備の安全、地域住民で被災された方々への対応について検討する。
ヒヤリ・ハット報告に対して、職員の「安全」についての意識を高め原因分析を行い、事故の再発を防ぎ、病院施設の設備改善を進め、事故の起こらない環境を整える。災害対策マニュアルに沿ってシュミレーションし、もしも災害が発生した時に全職員が落ち着いて、自分の役割をスムーズに行えるように心がける。
当院における院内感染予防と対策を目的として設置され、患者様及び職員の感染予防・管理に努める。
それぞれの部署の業務を明確化し、スムーズに且つ効率的に業務が遂行できるように環境を整える。
業務やフロー全体の見直しを行う事を目的として
を図り、より質の高い医療を提供する職場づくりを行う。
2004年教育委員会が設立されました。新人看護師を対象とし年間教育計画を基に活動していました。2009年保健師助産師看護師法及び看護師等の人材確保の促進に関する法律の一部が改正され「看護職員本人の責務として、免許を受けた後も臨床研修、その他の研修を受け資質の向上を図るよう努めなければならない」と規定された。このことにより、当院でも継続的な看護師教育、研修を受ける機会の確保が必要であると考えました。2020年より継続教育を発足し、2021年より活動を開始しています。
新人教育
・1年間の教育プログラムを基にプリセプター制での教育
・院内での研修(講義・実技) 5回/年
・院外(看護協会) 4回/年
・振り返り(1か月・3か月・6か月・12か月)
継続教育
・看護師対象をクリニカルラダーに分け院内研修 4回/年
・看護専門誌の充実
・院外研修の推奨
専任指導看護師の配置
・新入職員教育
・中・高校生の体験学習(ふれあい看護体験・職場体験など)
・看護学生実習指導
新人教育
・延岡共立病院の職員としての自覚を持ち組織の一員としての行動ができる
・安全・安楽を基本とした看護技術を学びベッドサイド業務が確実にできる
・基礎知識を臨床の場に結びつけ個々の患者様の看護過程が展開できる
継続教育
・看護の専門的知識・技術・能力を習得し、更に積み重ね、実践に活かせる
・医療従事者としての自覚を持ちチームの一員としての役割を担う人材になる
教育目標を基に
・標準クリニカルラダーの構築
・切れ目ない教育の継続
・学べる環境づくり
を目指していきます。
継続看護委員と共にスタッフ全員が患者の生活背景を考慮しながら退院援助に係る事が出来る。
地域医療の担い手としての自覚を持ち、院内外の関連機関との充実した連携を行う。
システム運用会議は、情報システムの運用について、病院として最適な運営を検討することを目的として設立しました。
情報システムを活用し、医療の質の向上、業務の効率化に役立てます。
当院で行った看護を看護記録、看護必要度を通して看護の質向上とカルテ開示に向けた「見える看護」を実現することを目的としています。
この委員会は、原則として月1回開催し、以下の事項についての検討等を行います。
診療情報管理委員会は、診療情報の適正な管理、運用を行い、併せて診療支援、診療報酬等の各種業務を円滑に行うことを目的として設立しました。
個人情報の適切な管理を行います。また、地域医療、チーム医療のために、漏れなく正確な情報が共有できるよう、記録の評価(監査)を行い、質の向上に努めます。
高齢化社会を迎えた今、当院においても75歳以上の入院患者様が増加しております。体力の衰え・日常生活動作の低下・疾患による寝たきり状態により、褥創を発生するリスクが高まる中、院内における褥創発生の予防、発生時の早期治癒が図られるようにと考え、設立されました。
毎月1回定例委員会を開催し、院内における褥創発生率の比較を行い発生予防・早期治癒に向けての検討を行っております。又、褥創対策マニュアルを作成し、院内スタッフの指導を行い、入院患者様の状態に応じた体圧分散寝具の選択を行っております。体圧分散寝具は毎月1回し、点検を行っております。
院内スタッフの教育を徹底し、ケア方法のレベルアップをはかり、院内における褥創発生率をゼロにすることを目標に今後も活動に取り組みます。
疾患に対する理解を深め、知識技術を職員間で共有する事により安全で質の高いサービスを提供することを目的として設立しました。患者様と、ご家族の方にも疾患治療経過をご理解いただき、ご家族のご支援のもと安心して治療が受けられる環境を整えます。また、治療日数や費用など予めお知らせする事で計画的に治療を進めることが出来ます。
クリニカルパスの内容をより安全に使いやすくする為に改良を行い、患者様から頂いたご意見を元にパンフレットの改良を加えていく。他疾患や検査(CT・MRI・内視鏡検査等)などにもクリニカルパスを採用し、クリニカルパスの運営に対する研究と採用疾患の勉強会を実施していく。
この委員会は患者様へのサービス向上を目的とし、栄養管理、給食管理、安全衛生管理等の適正化を図る。
多職種との情報の共有を行いチーム医療につなげる。
栄養障害の状態にある患者や栄養管理を行わなければ栄養障害の状態になることが見込まれる患者に対し、患者の生活の質の向上、原疾患の治癒促進及び感染症等の合併症予防を目的とする。
この委員会は、原則として月1回開催し、以下の事項についての検討等を行います。
委員会は『輸血療法の実施に関する指針』及び『血液製剤の使用指針』 の趣旨に沿い、当院における輸血療法及び血液製剤使用に係わる諸問題を 協議することとする。
委員会は隔月1回開催している。 委員会において協議する事項は次のとおりとする。
当院における輸血用血液製剤の適正使用の推進や、輸血体制の整備を 各部署と連携して遂行する。
臨床検査の管理、運営の適正化を図るため、委員会を設置する。
患者様に安心、安全、迅速に精度の高い検査を提供できるようにする。
労働安全衛生法により労働者規模が50人以上の事業所においては、業種を問わず衛生委員会設置が義務とされている。事業所内で労使ともに労働災害防止、職業性疾病の予防、働きやすい職場を目標とし、職場の安全や従業員の心身の健康の維持・増進、職場環境の改善などを検討する場である。
当院は、県北地域にとって災害、救急において重要な医療機関である。現在、コロナ禍において救急、コロナ患者の受け入れ等も行っている。そのため、労働者にとって既存の労災防止、健康障害防止に加え、コロナ感染、感染防止のための様々な制約で気分転換の減少に伴う高ストレスの危険性が増している。衛生委員会として、このような環境の変化に対して不安なく、健康で働きやすい環境を整えることを目標として活動していく。
患者様・ご家族、地域住民および関係機関向けの広報活動を通じて、有用な情報提供を行うとともに、当院の基本理念・基本方針・役割・機能に関する情報やイベント活動等の情報を提供し、当院を広く周知することを目的としています。
この委員会は、原則として月1回開催し、以下の事項についての検討等を行います。
当院が実施する医療に際し、あらゆる虐待に対して、関係法令に基づき、迅速な対応および組織的な対応を行うことを目的としています。
この委員会は、定期的または虐待発生の都度開催し、以下の事項についての検討等を行います。
当院で行われるヒトを対象とした医学の研究および医療行為をヘルシンキ宣言の趣旨に沿って倫理的配慮のもとに審査・審議することを目的としています。
この委員会は、原則として月1回開催し、以下の事項についての審査・審議を行います。
なお、審査・審議においては、以下の事項に留意しています。
「適切なDPC コーディング」を行う体制の構築・維持を目的とする。
この委員会は、原則として年2回開催し、以下の事項についての検討等を行います。
当院で使用する、医療機器の購入申請の可否、修繕、レンタル等の検討および医療材料や消耗品の適正な使用状況の把握を行い、数量ならびに価格の検討を通して院内医療サービスの向上を目的としています。
この委員会は、原則として月に1回開催し、以下の事項についての検討等を行います。
当院で行う、満足度調査の結果ならびに患者様・ご家族からのご意見等をもとに、医療サービスの質向上に向けた課題や当院への評価および満足度を把握し、医療サービスの改善に取り組み、患者様満足度の向上だけでなく、職員のやりがいを高めることで、院内サービス機能の向上を図ることを目的としています。
この委員会は、原則として月1回開催し、以下の事項についての検討等を行います。
レセプトの精度向上、審査傾向の周知と適正な対策を講ずることを目的とする。
この委員会は、原則として月1回開催し、以下の事項についての検討等を行います。
患者様の安全かつ円滑な化学療法を行うにあたり、レジメン(治療内容)を審議し、登録することで治療内容を標準化し、最善の化学療法を提供することを目的としています。
この委員会は、原則として年2回開催し、以下の事項についての検討等を行います。
医療ガス設備の安全管理と適切な使用方法の啓発に努め、患者の安全を確保することを目的とする。
この委員会は、原則として月1回開催し、以下の事項についての検討等を行います。
厚生労働省が示す医療事故が発生した場合は、速やかにその原因を明らかにするために、医療事故について必要な調査を行うことを目的とする。
この委員会は、以下の事項について審議を行います。